介護施設の日常 認知症のおばあちゃんが忘れていない気遣い
こんにちは!介護施設で施設長を務める私が見た、心温まるエピソードをお届けします。
介護の現場は大変なイメージがあるかもしれませんが、実はたくさんの温かい瞬間があるんです。
特に、認知症を抱えるおばあちゃんとの交流は、私にとっても大切な思い出となっています。
スポンサーリンク
記事執筆者
氏名:堀池和将
保有資格:介護福祉士
職務:訪問介護管理者
プロフィール:専門分野における豊富な知識と経験を持ち、数多くの新規施設立ち上げにも携わり施設長も歴任してきた。現在は地域密着介護に貢献するため、訪問介護部門の管理者として従事している。
スポンサーリンク
日常の出来事
介護施設での毎日は、様々な出来事に満ちています。
朝の挨拶から始まり、食事の準備、レクリエーション、そしてお昼寝の時間。利用者さんたちとの会話や、時には笑い合う瞬間もあります。特に、認知症のおばあちゃんたちとのやり取りは、私にとって特別なものです。
ある日、いつも元気なおばあちゃんが、私に向かって「今日は何をするの?」と尋ねてきました。私は「今日は一緒にお花を植えましょう!」と答えると、おばあちゃんは目を輝かせて「それは楽しみね!」と笑顔を見せてくれました。この瞬間、私も心が温かくなりました。
スポンサーリンク
認知症のおばあちゃんの気遣い
認知症を抱えるおばあちゃんたちの中には、時折驚くほどの気遣いを見せる方がいます。
るおばあちゃんは、私が忙しそうにしていると、「大丈夫?手伝おうか?」と声をかけてくれました。彼女は自分のことを忘れてしまうことが多いのに、私のことを気にかけてくれるなんて、本当に感動的でした。
また、別のおばあちゃんは、私が疲れていると感じたのか、「少し休んでいいよ」と言って、私のためにお茶を入れてくれました。彼女のその優しさに、私は心から感謝しました。
スポンサーリンク
心温まるエピソード
介護の現場では、日々の小さな出来事が心温まるエピソードに変わります。
ある日、私が利用者さんと一緒に折り紙をしていると、おばあちゃんが「これ、私が教えてあげる!」と自信満々に言ってくれました。彼女は昔、子供たちに折り紙を教えていたそうで、その時の楽しさを思い出しているようでした。
おばあちゃんが折った作品を見せてくれると、私も「すごい!上手だね!」と褒めました。彼女は嬉しそうに笑い、私たちの間に温かい絆が生まれました。
スポンサーリンク
介護の現場の魅力
介護の仕事は、時には大変なこともありますが、それ以上に魅力的な瞬間がたくさんあります。
利用者さんとの絆や、彼らの笑顔を見ることができるのは、何よりの喜びです。特に、認知症のおばあちゃんたちとの交流は、私にとってかけがえのない経験です。
あるおばあちゃんは、私が髪を整えているときに「あなたの髪型、素敵ね」と言ってくれました。その言葉に、私は心が温かくなり、もっと頑張ろうと思いました。
介護の現場には、まだまだたくさんの素敵なエピソードがあります。ぜひ、皆さんもその温かさを感じてみてくださいね。
記事を探す
CLOSE