在宅介護でお風呂の介護を助ける!入浴介助おすすめ便利グッズをご紹介
この記事では在宅介護で入浴介助を助ける便利グッズをご紹介します。
入浴に関する介護用品は介護保険が適応される福祉用具はもちろん、インターネットなどでも簡単に購入できるグッズもたくさんあります。
自宅でのお風呂の介助が大変になってきた方はぜひ参考にしてください。
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目次
入浴介助に必要な介護用品
入浴介助を安全にスムーズに行うためには、必要な物品をしっかりそろえておくことが大切です。入浴介助にあると便利な介護用品をチェックしてみましょう。
浴用リフト
「浴槽をまたぐ」「しゃがむ」「立ち上がる」といった動作が難しくなってきた方は浴槽に浸かることができません。シャワーだけで我慢されている方もいるのではないでしょうか。
そのような方には、浴用リフトがあると楽に浴槽に浸かることができます。浴用リフトは、浴槽に取り付けたリフトの座面に座ると、座面が昇降し浴槽に浸かる動作を助けます。
浴用リフトは家庭の浴槽に簡単に設置でき、他の家族が使う時は簡単に取り外せるタイプが便利です。
シャワーチェアー
洗い場で座るシャワーチェアも、高齢者が使いやすいタイプを選びましょう。シャワーチェアの機能には以下のようなものがあります。
- 肘掛けがある
- 肘掛けが上がる
- 背もたれがある
- 高さの調節ができる
- 折りたためる
- 滑りにくい
- 座面に排水穴があり清潔
必要な機能をチェックして、身体状況や用途に合ったものを選んでください。
入浴介助用エプロン
入浴介助時に介護者の衣服が濡れないように入浴用のエプロンがあると安心です。
入浴介助用のエプロンにもさまざまなタイプがありますが、在宅介護用であればあまり大掛かりなものでなく、簡単に扱いやすいタイプを選ぶと良いでしょう。
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入浴介助で注意するべきポイント
在宅介護の中でも、介護者の負担が大きく大変な入浴介助。体調の変化や転倒事故にもつながりやすいため、注意すべきポイントがたくさんあります。
- 入浴前には必ず体調を確認する
- 介護者も動きやすい装備をする
- 湯温に注意する
- 長時間の入浴は避ける
- できるところは自分でやってもらう
- 足を滑らせないよう注意する
- 皮膚の状態なども確認しておく
- 脱衣室と浴室の温度差に注意する
- しっかり水分補給をする
- 入浴後の体調変化を確認する
事故を起こさないために、また自立支援を促すためも介護グッズは役立ちます。
入浴介助で介護用品を導入するメリット
入浴介助で介護用品を導入するメリットはたくさんあります。介護する側・される側双方にメリットがあるので介護用品をうまく活用しましょう。
家族(介護する側)のメリット
入浴時に介護用品を導入すると、介護する側の身体の負担が軽減できるのが最大のメリットです。
濡れている浴室での介護は普段の介護よりもさらに重労働です。浴室での移動や立ち座りを被介護者がスムーズに行えれば介護する側も軽介助ですみます。
事故のリスクが軽減できれば、精神的な負担も軽くなるでしょう。
高齢者(介護される側)のメリット
介護する側が楽になるのは、介護される側にとっても肉体的にも精神的にも負担が軽減します。手伝ってもらわず自分でできる動作が増えるのもうれしいことです。
介護用品を活用すると自宅でも安全に入浴ができ、施設に行かなくても自宅の浴槽でゆっくり浸かることが可能になる方もいます。
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高齢者の入浴を補助する便利グッズ
ここからは、高齢者の自宅での入浴を補助するためにあると便利な介助アイテムをご紹介します。
滑り止めマット
お風呂用の滑り止めマットは転倒予防に役立つ便利なアイテムです。浴槽内、洗い場、脱衣室などの必要な場面で活用できます。
滑り止めマットにはさまざまな大きさがあるので、使いやすいタイプを選びましょう。
バスボード
バスボードとは、浴槽をまたぐ動作に不安がある方に適した介護用品です。
浴槽に設置し、ボードに一度腰をかける動作を挟むことにより、浴槽での立ち座りが楽に行えます。
取付可能の手すり
浴槽に手すりを取り付けると浴槽をまたぐ際の動作を助けます。
また、滑りやすい浴室や脱衣室の壁に手すりを取り付けておくと、移動や立ち座りの動作が安定します。
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入浴用の便利グッズを選ぶ際のポイント
入浴用の便利グッズは多岐にわたり、決して安いものではありません。選ぶ際にはチェックポイントを確認しておきましょう。
身体の状況に合ったものを選ぶ
介護用品を選ぶ際には、身体の状況に合ったものを選ぶことが重要です。せっかく便利グッズを購入しても身体の状況に合っていなければ無駄になってしまいます。
できる動作や身体の大きさによっても必要な介護用品は異なります。介護者が介護しやすい介護用品であるかも重要な観点です。
入浴動作の負担を軽減し、転倒のリスクが防止できる適切な介護用品を選びましょう。
浴室に合うものを選ぶ
介護用品によっては、浴室に合わないものもあるので注意が必要です。特に、浴槽に使用するものなどはうまく適合しないと使えない場合もあります。
また浴室の広さによっては、介護者のスペースが取れず介護がしづらくなってしまうケースも考えられます。入浴介助するときの介護者側のポジショニングなども考慮した介護用品を選ぶことが大切です。
介護保険が適応になるものもある
入浴用の介護用品の中には、介護保険が適応になるものがあります。「特定福祉用具販売」を利用すると年間10万円を上限に、介護保険の自己負担割合(1割~3割)の費用で購入できます。
どのような介護用品が合うか迷っているかたや、介護保険サービスを利用して購入したい方は一度ケアマネジャーに相談するのがおすすめです。
他にも住宅改修や福祉用具のレンタル、介護サービスの利用など在宅介護を支えるさまざまなサービスを紹介してもらえます。
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便利グッズの活用で安全な入浴介助を
今回の記事では、便利な入浴介助グッズをご紹介しました。
お風呂の介助は肉体的にも精神的にも重労働です。この記事を参考に、便利グッズを活用して安全で快適な入浴介助を行ってください。
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