寝たきりで入れる介護施設とは?気になる費用について解説します!

#介護サービス#施設選び
  • 寝たきりでも入居できる施設はあるの?
  • 介護の必要度が高ければ費用も高くなってしまう?
  • 年金だけでなんとかなる?

このような不安をお持ちではないでしょうか。

介護の期間は誰でもいつまで続くか分からないため、費用負担がどのくらいかかるのか心配になってしまう方も多いでしょう。

この記事では、寝たきりの方が入居できる介護施設や気になる費用について解説します。
施設入居を検討している方はぜひ参考にしてください。

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介護施設にかかる費用の内訳は?

介護施設に入居するときにかかる費用には、初期費用の「入居一時金」と毎月かかる「月額費用」があります。

施設により必要なものと必要ではないものがありますが、全体像を確認しておきましょう。

入居一時金

「入居一時金」は、入居のときに前払いする費用です。

有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などの民間施設には基本的に入居一時金が設定されています。最近では入居一時金が無料の施設も増えていますが、民間施設には入居金が高額なホームも多く存在します。

国や自治体が運営する特別養護老人ホーム・介護老人保健施設・介護医療院などは原則入居金が不要です。

月額費用|介護サービス費

介護保険を使って介護サービスを受ける場合、自己負担額を支払う必要があります。食事・排泄・入浴などの身体介護や、掃除・洗濯などの生活援助が介護保険で受けられるサービスです。

介護保険サービスの自己負担は基本1割で、残りの9割は介護保険でまかなわれます。自己負担額は所得に応じて2割や3割の方もいるので「負担割合証」での確認が必要です。

月額費用|居住費

居住費とは老人ホームの家賃にあたる費用です。

公的施設の家賃は、法律で決められています。多床室・個室・ユニット型などのタイプにより費用が異なりますが、居室タイプが同じであれば金額は変わりません。自己負担限度額が設けられており、所得の低い方は申請すれば費用が支給されます。

一方、民間施設の家賃は法令等で決められておらず自由に設定できます。立地や環境・間取り・サービス内容により金額が変わります。

月額費用|管理費

管理費はレクリエーションに関する費用や人件費などにあてられる費用です。運営費という名目で請求している施設もあります。

管理費は有料老人ホームなどの民間施設で請求される場合が多く、各施設の判断により運用される費用です。

月額費用|食費

公的施設は長期間にわたり食事が不要にならない限りは1日3食で食費が請求されます。居住費と同様に自己負担限度額が設けられており、市町村に申請すれば限度額認定証が交付され、費用の軽減が可能です。

一方、民間施設の食費は施設ごとに異なります。豪華な食事やバリエーションの多いメニューにこだわっている施設もあり、食費が高く設定されている施設もあります。

月額費用|サービス加算

サービス加算は、基本の介護サービスに加えて施設ごとに上乗せされる料金です。加算の項目は介護保険の法令で定められており、施設が提供するサービスにより異なります。

加算の項目には、「看護体制加算」「個別機能訓練加算」「サービス提供体制強化加算」などさまざまな種類があり、算定するには要件が設定されています。加算されている項目により、施設の体制やどのようなサービスに力を入れて取り組んでいるかを知ることができるでしょう。

月額費用|上乗せ介護費用

上乗せ介護費用とは、介護保険法で定められている基準より多く人員を配置したときに請求される費用です。

介護保険法の職員配置基準は原則、入居者3名に対し1名の介護または看護職員を配置するように決められています。この基準より手厚く人員配置されている施設で、上乗せ介護費用が請求されることがあります。

月額費用|介護保険対象外のサービス費

介護保険で受けられる施設介護サービス費の対象にならない、介護保険対象外のサービスは全額自己負担です。通院や外出の付き添い・理美容代・買い物代行・レクリエーション費用などが介護保険対象外サービスにあたります。

介護保険対象外サービスの提供は事業所により異なるので確認が必要です。有料老人ホームなどでは手厚いオプションサービスが設定されていることもあります。

月額費用|日常生活費

日常生活費は個人で使用する消耗品や嗜好品など、日常生活に必要なものの費用で、その方により金額が異なります。

民間施設の場合、おむつ代も日常生活費に含まれますが、公的施設の介護保険施設ではおむつ代が介護給付に含まれ、自己負担はありません。

月額費用|医療費(薬代、入院、往診)

病院にかかった時や、往診を受けた時の診察代や薬代も自己負担です。

医師が常勤している施設に入居されている方の診察代や、協力医療機関による往診にかかる費用や薬代は基本的に医療保険が適用されます。

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寝たきり状態の人が入居できる介護施設

寝たきりの方が入居するのにおすすめの施設は以下の施設です。

  • 特別養護老人ホーム
  • 介護老人保健施設
  • 介護医療院
  • 介護付き有料老人ホーム

寝たきりの方におすすめの施設は、24時間体制で施設のスタッフから介護が受けられる施設です。医療依存度の高い方は医師が常勤している介護医療院や介護老人保健施設が安心でしょう。

上記以外にも、寝たきりの入居者を受け入れている施設はあります。例えば、「住宅型有料老人ホーム」や「サービス付き高齢者向け住宅」などは介護スタッフの必要人数の規定がなく、看護師の配置が義務付けられていない施設です。しかし、他の施設と差別化するために、看護師を配置したり訪問介護事業所を併設したりして手厚い介護を提供している施設もあります。

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利用者の介護度によって介護費用は異なる

介護費用は利用者の介護度によって異なり、もちろん介護度が高いほど高額です。

特別養護老人ホーム・介護老人保健施設・介護医療院といった介護保険施設などでは、介護度に応じて施設介護サービス費が設定されています。施設介護サービス費を支払うことにより、施設のスタッフから必要な介護サービスが受けられます。

また、介護付き有料老人ホーム・養護老人ホーム・軽費老人ホームなどで、厚生労働省が定める介護保険法の基準を満たし事業指定を受けている「特定施設」も同様です。介護度によって決められている特定施設入居者生活介護費を支払うことにより、必要に応じた介護サービスが受けられます。

外部サービス利用型の施設では、介護度に応じた区分支給限度基準額までの介護サービスが受けられます。要介護5の方であれば介護の必要度が高いため金額も多くなるでしょう。

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寝たきり状態でも費用を抑えられる介護施設

寝たきり状態の方でも費用が抑えられる介護施設は、国や自治体などが運営する特別養護老人ホーム・介護老人保健施設・介護医療院です。

民間施設の場合は費用が高額な施設が多く、費用面を重視する方にはおすすめできません。ただし、費用が安いホームは人気が高く、入居待ちが長い施設も多いためなかなか入居できないこともあります。

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介護にかかる平均費用

寝たきり状態の人の多くは「要介護5」の介護認定を受けている方です。ここでは要介護5の方の介護費用について解説します。

要介護5の方が「特別養護老人ホーム」に入居したときの費用

特別養護老人ホームは入居一時金が必要ありません。

施設介護サービス費は要介護5の方の多床室・従来型個室が25,410円、ユニット型個室・ユニット型準個室が27,870円です。加えて「介護サービス加算」「居住費」「食費」などを合計すると、1ヶ月にかかる費用の目安は10~15万円程度です。

要介護5の方が「介護付き有料老人ホーム」に入居したときの費用

介護付き有料老人ホームは入居金が必要な施設が多く、数百万~数千万といった高額な施設もあります。

要介護5の方の介護サービス費用は、1割負担の方で24,210円です。1ヶ月にかかる費用は施設によって異なりますが、15~30万円程度かかるといわれます。手厚いサービスを提供するために、食費や居住費が高く設定されていたり、管理費や上乗せ介護費が請求されたり、他の施設と比べると高額です。

要介護5の方が「外部サービス利用型の施設」に入居したときの費用

住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅に入居した場合は、在宅で生活されている方と同じように外部の事業者と契約して介護サービスを受けます。

ケアマネジャーにケアプランを作成してもらい、必要な介護サービスを選択して利用できます。要介護5の方が介護サービスを受けられる「区分支給限度基準額」は362,170円で、1割負担の方は1ヶ月36,217円が自己負担の上限になります。

この負担額は使ったサービスにより異なり、少なければ費用が安く済みますが、介護の必要度が高くなれば費用も当然高くなるため注意が必要です。上限を超えてしまえば自費になってしまう可能性もあります。

また、住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅は介護度の高い方を受け入れていない施設もあるため確認が必要です。

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寝たきり状態の人が年金で入居できる施設はある?

寝たきりの方が年金だけで入居できる施設は、主に国や自治体が運営する公的な施設です。公的施設は、国から補助金が出るため費用が安く抑えられます。また、公的な介護保険施設に入居した場合は「特定入所者介護サービス費」など、収入の低い方の費用負担を軽減する制度も利用できます。

ただし、公的施設には入居条件があり、年金額もこれまでかけてきた額によって異なるため誰でも年金だけで入居できる訳ではありません。

老人ホームに入居した後にかかる費用には、日常生活費や医療費などそのほかにかかる費用もあります。どれくらい費用がかかるかを総合的に判断する必要があります。

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施設選びを工夫して安価で手厚い介護サービスを

寝たきりの方が入居できる施設はたくさんありますが、費用やサービス形態は多種多様です。心身の状況や経済状況、望む生活環境によってさまざまな選択肢があります。

施設入居を検討している方はぜひこの記事を参考にして、よりよい施設選びをしてください。

メタディスクリプション:寝たきりの方が入居できる介護施設や気になる費用の相場について解説します。介護の期間はいつまで続くか分からず、長く続けば家族の費用負担も心配になってきます。在宅生活が長くなり、施設入居を検討している方はぜひ参考にしてください。

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