適切な介護ソフトの選び方とは?介護ソフトの機能や選ぶ際の注意点について解説

#介護の知識

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介護ソフトとは?

介護ソフトとは、介護施設・介護事業所にて、介護記録の入力や介護報酬請求書の作成などの事務業務を効率化するためのソフトです。

介護施設だけでなく、居宅介護支援事業所や通所介護事業所(デイサービス・デイケア)、訪問介護事業所などでも使用されています。

介護ソフトの主な使用用途・使用目的は、以下の通りです。

  • 利用者様の情報管理
  • アセスメントシートの作成/管理
  • ケアプランの作成/管理
  • 介護記録の作成/管理
  • 介護サービスの予定実績表の作成/管理
  • 請求管理(介護保険請求、国保連伝送など)
  • 運営管理(介護職の勤怠管理や給与管理など)

介護ソフトに搭載されている機能によって、これらの使用用途・使用目的には対応していないケースもあります。自社の使用用途・使用目的に合った機能が搭載されている介護ソフトを選ぶことが大切です。

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介護ソフトのタイプ・種類について

介護ソフトには大きく分けて3つのタイプがあるため、自社の規模や提供する介護サービスの種別・形態に応じて選ぶことが大切です。

ここからは、介護ソフトの3つのタイプをご紹介します。自社が導入するとしたら、どのタイプに当てはまるのかを検討してみてください。

大規模の介護施設・介護事業所向け

複数の介護施設や介護事業所を運営している、大規模事業所向けの介護ソフトです。介護記録の入力や利用者様の情報管理、介護報酬の請求など、大規模事業所のあらゆる業務に対応します。

「カイポケ」や「まもる君クラウド」などの介護ソフトは、訪問介護事業者や居宅介護支援事業所、通所介護事業所などのさまざまな介護事業所に対応しています。また、「ワイズマンシステムSP」は、大規模の介護施設・介護事業所での素早い情報共有に強い機能を持つため、オススメです。

中小規模の介護施設・介護事業所向け

小規模の介護施設や、新規立ち上げをしたばかりの介護事業所向けの介護ソフトです。中小規模の介護施設・介護事業所に必要な基本的な機能がそろっています。

先ほどご紹介した「カイポケ」や「まもる君クラウド」などの介護ソフトは、大規模事業所から中小規模の事業所まで幅広い規模の事業所に対応しています。また、対応する介護事業所の種別・形態や規模に制限があるものの、シンプルで月額200~400円という安価で使える「トリケアトプス」がオススメです。

介護事務向け

介護報酬請求や介護サービス計画書作成などの介護事務業務向けの介護ソフトです。介護事務業務と、介護現場での介護記録入力などの業務を分けることで、業務の効率化を目指したい介護施設・介護事業所に適しています。

介護報酬請求業務に特化した「楽すけ」や、介護サービス計画書作成に適している「ナーシングネットプラスワン」など。さまざまな介護ソフトが販売されているため、自社が望む業務に合わせて導入することができます。

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介護ソフトを選ぶ際のポイント

介護現場への介護ソフトの導入を検討しているものの、「どの介護ソフトを選べばいいか分からない」と迷っている介護施設・介護事業所も多いはずです。

特に、初めて介護ソフトを導入する場合、操作方法やセキュリティ面に不安を感じる施設運営者も少なくありません。

ここからは、介護施設・介護事業所が介護ソフトを選ぶ際のポイントを3つご紹介します。

コスト面

「介護ソフトを導入したいけど、少しでも安く済ませたい」という介護施設・介護事業所には、クラウド型の介護ソフトがオススメです。

クラウド型の介護ソフトは、インターネット環境さえあれば簡単に使用できます。ソフトのインストールは不要で、介護ソフトのサービスサイトにアクセスするだけで、簡単に利用開始できます。その上、アップデートやメンテナンスなども全て自社で行う必要はありません。

導入時にかかる初期費用が安いことが最大のメリットですが、セキュリティ面のリスクがあることがデメリットです。インターネットを使用するため、ハッキングや情報漏えいなどのリスクがあるのです。

万が一トラブルが起こった場合、介護ソフトの運営会社が対応を行いますが、トラブルの解消までサービス利用が中止されてしまいます。

セキュリティ面

「コストが高くても、利用者様の個人情報保護に万全を尽くしたい」という介護施設・介護事業所には、パッケージ型介護ソフトがオススメです。

パッケージ型の介護ソフトは、介護施設・介護事業所のパソコンにインストールすることで、インターネット環境がなくても使用できます。インターネットを使用しないため、ハッキングや情報漏えいのリスクが低いことがメリットですが、導入にかかる初期費用が高額なことがデメリットです。

パッケージ型の介護ソフトは、中小規模事業所で数十万円程度、大規模事業所で数百万以上の初期費用が必要です。新規開業後、すぐに閉業してしまった場合は大きな損失が出るため、導入までじっくり検討する必要があります。

操作のしやすさ

多くの介護現場では、介護職の人手不足が課題となっています。多忙さを極める介護現場では、利用者様への介護サービス提供が優先されるため、介護記録の入力やその他の事務作業が後回しになりがちです。

そのため、シンプルで操作方法が覚えやすい介護ソフトや、短い時間でサッと記録作成ができる介護ソフトが人気を集めています。コスト面やセキュリティ面だけでなく、操作のしやすさを重視することで、介護業務の効率化が実現できます。

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介護ソフトの比較ポイント

介護ソフトは、さまざまな機能を搭載したプランが豊富です。そのため、導入を希望する介護ソフトのタイプや種類がある程度決まっても、具体的なプランを選ぶ段階でさらに迷ってしまいます。

ここからは、さまざまなプランの介護ソフトを比較する際に、チェックするべきポイントを3つご紹介します。自社で導入する介護ソフトを決定する前段階での、判断材料にご活用ください。

入力支援機能の充実度

利用者様の健康状態や、介護サービスの提供状況を詳細に記録する介護記録。「食事や入浴、排泄などの介助よりも手間と時間がかかる」と悩む介護職は少なくありません。

介護業務の効率化を図りたい場合には、以下のような入力支援機能が搭載されている介護ソフトがオススメです。

  • 介護用語や医療用語などの、専門用語に特化した「高精度の変換機能」
  • ネックスピーカーから介護記録の入力ができる「音声入力機能」
  • 血圧計や体温計などの、バイタル機器との連携による「自動入力機能」

これらの機能があることで、事務作業が時短で済ませられる他、伝達ミスや入力ミスのない的確な情報共有ができます。

各種機器との連携性

介護ソフトは、パソコンやタブレット端末を使って操作することが一般的です。中には、各介護職が持つスマホから、利用者様への介護サービス中に起こったことをその場で記録・共有できるという機能もあります。

しかし、それだけではまだまだ介護業務の効率化が実現できません。血圧計や体温計などのバイタル機器や、見守りカメラ、ナースコールなどの外部機器と連携させることで、記録の自動入力が可能になります。例えば「14時に利用者A様の体温が35.6℃だった」「15時に利用者B様の居室にあるセンサーマットが鳴った」といった内容が、自動的に記録されます。

周辺業務の効率化範囲

一般の介護職だけでなく、担う業務が多い介護リーダーや介護主任も、勤怠管理や給与計算、シフト作成などの事務業務が負担になっています。これらの業務を効率化させるには、あらゆる業務に対応できるタイプの介護ソフトを選ぶことが重要です。

「カイポケ」は、勤怠管理や給与計算に加え、介護施設・介護事業所の経費管理やホームページ作成など、幅広い業務に対応しています。

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自社に合った介護ソフトで業務の効率化を目指そう

各介護施設・介護事業所の規模や、効率化が必要な業務に合った介護ソフトを選ぶことで、介護業務の効率化を実現することができます。

介護ソフトの導入に向けて、まずは介護現場の介護職と話し合いを重ね、自社の課題を明確にすることが大切です。

介護業務を効率化し、利用者様へより手厚い介護サービスが提供できるよう、是非介護ソフトの導入をご検討ください。

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