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介護業界で働く、訪問美容師になるために必要な資格・免許とは?サロンワークとの違い

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介護業界には欠かせない存在の「訪問美容師」になるにはどのような資格が必要か?資格の取り方は?介護の資格は必要か?解説していきます。

美容院に来られないお客様へのサービス「訪問美容(訪問理容)」とは?

  • 高齢や病気、障がいなどで外出が困難…
  • 家族の介護や乳幼児の育児で美容室へ行けない…

このような悩みを抱えた方に対して、理美容師がご自宅や施設、病院に出向き美容室・理容室と同じようにサービスを提供する事を「訪問美容(訪問理容)」と言います
「介護美容(介護理容)」や「福祉美容(福祉理容)」と呼ばれたりもします。

訪問美容が利用できるケース

美容師は、美容所で美容を行わなくてはならない。ただし、疾病等により美容所に来られない者に対して行う場合や婚礼等の儀式に参列する者に対してその儀式の直前に行う場合、その他都道府県(保健所設置市又は特別区にあっては、市又は区)が条例で定める場合には出張して行うことができる。なお、出張専門で行う美容師も対象者がこの条件を満たす限り可能となる。

美容師法の概要(厚生労働省)

理容師は、理容所で理容を行わなくてはならない。ただし、疾病等により理容所に来られない者に対して行う場合や婚礼等の儀式に参列する者に対してその儀式の直前に行う場合、その他都道府県(保健所設置市又は特別区にあっては、市又は区)が条例で定める場合には出張して行うことができる。なお、出張専門で行う理容師も対象者がこの条件を満たす限り可能となる。

理容師法の概要(厚生労働省)

知っておきたい「美容」と「理容」の違いって何?

美容師と理容師は、どちらも国家資格が必要な職業です。但し、美容師は「美容師免許」を、理容師は「理容師免許」を取得していなければならないのです。
また、仕事の業務範囲変わります。

美容師

美容…美容とは、パーマネントウエーブ、結髪、化粧等の方法により、容姿を美しくすることをいう。

( 美容師法第2条1項 )

理容師

理容…理容とは、頭髪の刈込、顔そり等の方法により、容姿を整えることをいう。

( 理容師法第1条2項 )

訪問美容師になるには美容師免許/理容師免許が必須!

【必須】美容師免許・理容師免許

美容師(理容師)免許を持っていれば、理論上はすぐにでも訪問美容師として働けます。
美容師・理容師免許を取得するには、専門学校等を卒業したのち国家試験(筆記・実技)に合格しなければなりません。

介護の資格は必要ないのか

訪問美容では介護の知識が求められます。
介護の知識が少ないと、お客様に間違った接し方をしてしまったり、怪我をさせてしまうことも考えられます。介護専門の資格を持っていると良いでしょう。

介護職員初任者研修

介護職をスタートする際に、最初に取得する入門的な資格です。

ー 受講資格 ー
誰でも受けられます。

ー 資格取得方法 ー
初任者研修講座を開講しているスクールに通い、130時間のカリキュラムを修了して修了試験で合格

介護の資格はなくても知識は必要!

介護専門の資格が無くても、最低限の知識は必要です。
美容師(理容師)の資格だけで訪問美容として働くことができますが、介護の知識がないと健康状態の確認やお客様の身体への負担を考慮した施術を行うことが困難です。施術に耐えられない健康状態の方、視聴覚が衰えている方、車いすや認知症の方など美容師資格だけでは対応が難しいことがあります。

訪問美容×介護の資格は沢山あります。介護が必要な方への施術の方法を学び、身につける事ができます。

一般社団法人 日本訪問福祉理美容協会「訪問福祉理容師」資格

「訪問福祉理美容師」とは、国家試験に合格した理容師・美容師がお年寄りや身体が不自由で寝たきりの方、車いすで生活されている障害者の方、老人福祉施設や療養施設に入所されている方、在宅で病気療養中の方、その他諸事情などで美容室に行くことが困難な方々のご自宅や施設へ訪問して、健常者や若年層と同様に安全で快適な美容を施せる技術、基本知識を有することを一般社団法人日本訪問福祉理美容協会(JVBWA)が証明する認定資格です。

資格認定制度について|日本訪問福祉理美容協会  

訪問美容に特化した資格です。講習を受けることで取得できます。
高齢者とのコミュニケーションや訪問美容の概要、介護の基礎知識や、注意点などを学ぶことができます。

ー 受講資格 ー
美容師又は理容師の国家資格を有する者、または厚生労働省指定の美容師、理容師養成教育機関にて卒業、美容師・理容師試験受験履修単位取得見込み証明が可能

ー 受講カリキュラム   ー

  • 道具の準備取扱い
  • 高齢者、障がい、認知症の理解とサロン施術との違い
  • お客様の移動、誘導
  • コミニケーション、カウンセリング、施術の流れ
  • 掃除 など

NPO法人日本理美容福祉協会「福祉理美容師」資格

福祉理美容士は、これまでの理美容師の経験・知識・技能に加え、ご高齢の方や身体の不自由な方などへの正しい介助知識を身につけたスペシャリストです。理容師・美容師が、介護福祉の基本知識をも兼ね備えることで、高齢化社会を担う認定資格あり、これからますます受講者が増える分野です。

養成講座ご案内|NPO法人 日本理美容福祉協会 出張・訪問理美容

出張理美容の実践に役立つ、寝たきりのカット技法・寝たままシャンプー技法などを学ぶことができます。

ー 受講資格 ー
理容師・美容師の資格を持つ方

ー 受講カリキュラム   ー

  • テキスト学習
  • レポート提出
  • 講義、実技スクーリング

NPO法人医療福祉情報実務能力協会「認定福祉美容介護師®」資格

福祉介護の基礎や医学・薬学の知識を身に付けることができます。

ー 受講資格 ー

  • 美容師又は理容師の国家資格を有する方
  • 厚生労働省指定の美容師、理容師養成教育機関にて卒業された方
  • 美容師・理容師試験受験履修単位取得見込み証明が可能な方

ー 資格取得方法 ー

  • 1次課程 当協会指定教育機関における通信教育
  • 2次課程 当協会指定教育機関における規定日数のスクーリング

訪問美容とサロンワークの大きな違い

訪問美容の仕事は、通常のサロンとは大きく違います。

サロンワークとの具体的な違いは
「高齢や障がいで自力で座れない・移動できない」
「お客様ご自身だけでなくご家族や施設職員から別の要望がある」
「健康状態などからお客様自身の意に添わず髪を短く切る必要がある」
「毎回現場が異なり、コンセントやカットに十分な場所が取れない、ルーチン化することができない」
などなど

訪問美容のお客様は、高齢や障がいなど、外出が困難でサロンへ来られない方です。
お客様の障がいや病気、その日の健康状態によって施術の仕方が変わりますし、言葉が出せない、身体が不自由であると美容師へ思いを上手く伝えることが出来ません。
訪問美容師はお客様の表情を観察しながら、より気にかけながら仕事をしなければなりません。

個人宅訪問の施術の流れ・ポイント

訪問美容では、美容所でのサロンワークと「サービス利用時の流れ」が大きく異なります。
特に、個人宅はサロンと比べ、施術に必要なスペースや設備の確保が難しいです。

以下では、個人宅で施術を行う場合の流れやポイントについてご紹介します。

個人宅での施術の流れ・ポイント

個人宅での施術はサロンと違い、シャンプー台やカット台などの設備がありません。

また、ドライヤーの使用に必要なコンセント、シャンプーに必要な給湯設備・排水設備があるかを事前にしっかり確認する必要があります。
そのため、個人宅での訪問美容には、念入りな事前確認が重要となります。

個人宅での訪問美容サービス提供の流れは以下の通りです。

①予約・準備

初めて訪問美容サービスを受けられるお客様から電話で問い合わせ・予約を頂いたら、お客様の個人宅へ事前カウンセリングに伺う日時を決定します。

事前カウンセリングでは、訪問美容師が理美容メニューの決定や当日の流れ、必要な準備物についてお客様へ説明します。

特に、訪問美容師はお客様のご自宅に以下の準備物が揃っているか確認が必要です。

  • 施術に必要な2~3畳ほどのスペース
  • コンセント
  • 施術に使用する椅子または車椅子
  • シャンプーに使用する給湯、排水設備

②訪問・施術

訪問美容師がお客様がお住まいの個人宅に訪問し、お客様が希望するヘアカット・シャンプー・カラー・パーマなどの施術を行います。

お客様の部屋や家具などが汚れないよう、シートを敷いて準備を整えます。

施術前、施術中は施術のみに集中するのではなく、お客様の体調確認が必要です。

③掃除・後片付け

使用した器具や物品の片付け・切った髪の掃除を行います。施術だけでなく、片付けや掃除も訪問美容師1人が全て1人で担います。

④お支払い

お客様ご本人、もしくはご家族にお代を頂きます。領収書の発行を忘れずに行いましょう。

この時に次回の予約を入れる場合もあります。

介護施設訪問の施術の流れ・ポイント

訪問美容では、訪問先が個人宅か介護施設かによっても「サービス利用時の流れ」が大きく異なります。

特に、介護施設では特別な配慮を必要とする要介護高齢者の施術をすることが多いです。

以下では、介護施設で施術を行う場合の流れやポイントについてご紹介します。

介護施設での施術の流れ・ポイント

介護施設への訪問では、個人宅よりも介護度が高いお客様の利用が多いです。
また、認知症や寝たきりにより車椅子やベッド上での施術が必要な場合や、認知症などの症状で拒否をしたり暴れるお客様への対応が求められることも多いです。

そのため、介護施設での訪問美容には、ご家族や介護職員との念入りな事前打ち合わせや、当日も臨機応変な対応が求められます。

介護施設での訪問美容サービス提供の流れは以下の通りです。

①予約・準備

初めて訪問美容サービスを受けられる介護事業所から電話で問い合わせ・予約を頂いたら、依頼を受けた介護事業所へ事前カウンセリングに伺う日時を決定します。

事前カウンセリングでは、訪問美容師が理美容メニューの決定や当日の流れ、必要な準備物について介護事業所へ説明します。

特に、訪問美容師は実際に施術を受けるお客様について、以下のような確認が必要です。

  • 施術を受けるお客様の病気や具体的な症状
  • 施術を受けるお客様に必要な配慮事項

②訪問・施術

訪問美容師がお客様の入居する介護事業所に訪問し、お客様やご家族、介護職員が希望するヘアカット・シャンプー・カラー・パーマなどの施術を行います。

施術前には今一度、ご家族や介護職員へお客様への配慮事項をしっかり確認します。

お客様の状態に合わせて、車椅子やベッド上で手際よく施術を行いましょう。
施術中は施術のみに集中するのではなく、お客様への体調確認や声かけが必要です。

③掃除・後片付け

使用した器具や物品の片付け・切った髪の掃除を行います。

介護施設では、連続して複数のお客様の施術を行うため、片付けや掃除は短時間でこまめに行い、最後にしっかり片付けや掃除ができているか確認します。

④お支払い

お客様ご本人が支払いをすることは難しいケースが多いため、ご家族もしくは介護職員にお代を頂きます。領収書の発行を忘れずに行いましょう。

この時にご家族や介護事業所と相談して次回の予約を入れる場合もあります。

訪問美容師は、1日に介護施設への訪問と個人宅の訪問を両方行う場合があります。
例えば、午前中はお客様の個人宅へ訪問を行い、休憩を挟んで午後から2軒目の訪問先である介護事業所での施術を行い、帰宅するといったスケジュールです。

お客様個々の希望にスムーズに対応できるよう、介護施設と個人宅での訪問の流れや、その違いはしっかり理解しておくことが大前提となります。

訪問美容師として働くにはどうしたらいいのか

  • 介護に関する知識、高齢者や障がいのある方を施術する際の知識が必要
  • サロンワークの経験があっても訪問美容は別物だということ

上記を理解して、知識を身につけておきましょう。

訪問美容師は独立開業が可能?

訪問美容師には、「訪問美容事業を行っている企業への所属」と「独立開業」の2つの働き方があります。

独立開業する訪問美容師に必要な申請や届出、具体的な働き方についてご紹介します。

訪問美容師の独立開業に必要な申請・届出

①保健所関連

訪問先の地域によっては、保健所への申請・届出が必要なところがあります。

申請書類の様式や、申請自体が必要か不必要かは市区町村によって異なります。必ず開業前に訪問対象地域の市区町村にある保健所の公式サイトを確認するか、保健所へ直接問い合わせを行うようにしましょう。

②開業届・確定申告

訪問美容の独立開業には、開業届と確定申告の申請手続きが必要です。
開業届は、個人事業の開業を税務署へ報告するための書類です。
また、開業後も「所得税の青色申告承認申請書」を提出する必要があります。

独立開業した訪問美容の働き方

①必要アイテムの準備

訪問美容師として活動する場合、施術や訪問に必要なアイテムを準備する必要があります。

以下に、訪問美容で必要な物品・道具をご紹介します。

清掃・衛生用具 室内スリッパ・ビニール袋・新聞紙・レジャーシートほうきとちりとりのセット・消毒液
施術用具 ドライヤー・ハサミセット・ヘアクリップ・コーム・ブラシ洗面器・タオル・カットクロス・シャンプークロス・ミラーカラーリング用品・パーマ用品
その他必要な物 領収書・印鑑・ボールペン

②営業を行い、顧客を獲得する

訪問美容師として活動を始めた後は、自力で営業を行い、顧客を獲得する必要があります。
具体的にどのような方法で営業・顧客獲得を行うか悩む人も多いです。

以下に、訪問美容師の集客方法を2つご紹介します。

チラシ
ポスティング

チラシ・ポスティングでの集客は、安価な制作コストで、ターゲット地域の人たちに見てもらいやすいことが特徴です。

訪問美容サービスの利用客は、高齢や障がいがある人が大半です。そのため、インターネットで情報を収集する習慣がない方への広告・宣伝に1番効果が高いと言われています。

ホームページ作成

自社サービスの概要をホームページに掲載すれば、自分で訪問先に出向くことなく、自宅でも集客できます。

また、24時間365日、お客様が閲覧できるタイミングで自社サービスの概要を見てもらうことが可能になります。

しかし、閲覧数の高いホームページの作成・運用には、SEO対策などのWeb専門スキルが必要です。専門知識を持った人に外部委託でホームページ作成を依頼する場合、高額なコストがかかることを視野に入れる必要があります。

口コミ・紹介

知り合いやお客様からの紹介で、訪問美容サービスを必要としている方を紹介してもらうという方法もあります。

獲得した人脈を活かし、新規顧客の獲得につなげましょう。

誰もがオシャレを楽しめるように活躍する訪問美容師

生きるうえで身なりを整えて、気持ちを上げることはとても大切なことです。
普通のサロンワークとは違った大変さもありますが、お客様を綺麗にし、喜んでもらえるとパワーを貰えます。

美容師・理容師免許を活かして、訪問美容という別ジャンルで働いてみませんか?

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「“ありがとう”と“笑顔”から喜びを。」

エルターレでは訪問美容サービスを全国展開しております。
福祉の観点から社会貢献度も高く、お客様からの“ありがとう”と“笑顔”からサロンワークとは違うやりがいや喜びを心から実感出来ます。

エルターレの訪問美容

介護施設や医療施設、ご自宅にお伺いし、理美容サービスをご提供するお仕事です。

  • 介護施設や病院においての理美容サービスの提供
  • 北海道から沖縄まで全国どこでも可能
  • パート・業務委託どちらでもOK
  • 9時〜18時の間で3時間から可能

理容師免許、美容師免許の国家資格取得者が携わることの出来る特別なお仕事です。
理美容サービスを通して一人でも多くの方にお喜び頂き、お役に立てることが弊社の使命です。

皆様のご応募を心よりお待ちしております。お気軽にお問合わせ下さい。

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