「介護施設の面接が決まった」「面接ではどのような質問をされる?」
介護業界への転職の際に避けて通れない面接。
質問の内容が分からず不安な方も多いことでしょう。この記事では、介護の面接で聞かれる定番の質問と、それに対する良い回答例・悪い回答例を紹介しています。記事の内容を参考に面接を突破し、介護業界への転職を成功させましょう。
目次
面接の基本ルールを押さえる
介護施設の面接にかぎらず、まずは面接の基本ルールを押さえておくのが大切です。基本的な部分ができていなければ、優秀な人であったとしても面接官からの印象は悪くなってしまいます。
以下の点に注意して面接に望みましょう。
- 面接の時間を守る
- 見た目の清潔感を整える
- 明るい表情を心がける
- 適切な言葉遣いで話す
- はっきりとした声を出す
- 相手の目を見て話す
面接官に良い印象を与えられるよう、上記のポイントをしっかりと守りましょう。
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介護職以外でも聞かれる【定番質問】
面接冒頭の質問は、これまでの経歴やあなた自身のことについて聞かれることが多いです。定番の質問と回答例を順番に見ていきましょう。
自己紹介をお願いします
氏名や職歴、保有資格などを簡単に伝えましょう。自己PRとは違うため、完結にまとめるのがポイントです。
〜良い回答例〜
◯◯と申します。大学卒業後、通信サービスを展開する会社に営業職として従事しておりました。 顧客のニーズを聞く際に培ったコミュニケーション能力を活かし、御社での業務に貢献したいと考えております。 本日は、このような貴重なお時間をいただき誠にありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
〜悪い回答例〜
◯◯と申します。大学卒業後、通信サービスを展開する会社に営業職として従事しておりました。 介護職とは関係ない職種でしたが、御社の業務に貢献できればと思っています。 どうぞよろしくお願いいたします。
これまでの職歴や経歴を教えてください
こちらも面接の冒頭でよく聞かれる質問。応募者がもつスキルや経験を聞き、採用後に活かせることがないか確認するのが目的です。
〜良い回答例〜
大学卒業後、通信サービスを展開する会社に入社し営業部に配属されました。 業務としては、お客様お一人おひとりに最適なプランの通信サービスをご案内しておりました。 ニーズを正確に把握することを意識し、相手の話に傾聴するコミュニケーション能力が培われました。
〜悪い回答例〜
大学卒業後、通信サービスを展開する会社に入社し営業部に配属されました。 業務としては、お客様お一人おひとりに最適なプランの通信サービスをご案内しておりました。 その他に、事務作業や電話対応なども行っておりました。
なぜ前職を退職されたのですか?
前職の退職理由を聞かれるケースも多くあるでしょう。ネガティブな理由を伝えてしまうと「退職しやすい人」として認識される恐れがあります。スキルアップを目的とした転職であるなど、ポジティブな理由を伝えましょう。
〜良い回答例〜
前職の営業では、お客様のニーズを把握するためのコミュニケーション能力が身につきました。 この能力を直接的な形で役立てたいと思い、利用者の方々と密接に関わる介護職を志望しました。
〜悪い回答例〜
前職の営業ではクレームの対応が多く、精神的に限界が来たため転職を決意しました。 また、労働量に対して正当な給料が支払われなかったことも転職を決意した理由の一つです。
当施設に応募した理由を教えてください
ほぼ全ての採用面接で志望理由は聞かれるでしょう。介護職に就きたい理由、ほかの施設にはない魅力などを伝えて、面接官に納得してもらう必要があります。
〜良い回答例〜
充実した職員配置でご利用者様お一人おひとりに寄り添う御社の介護サービスに魅力を感じました。 前職で培った、相手の要望を大切にするコミュニケーションを活かせる場所だと思い御社を志望いたしました。
〜悪い回答例〜
自宅から近く、通いやすいため御社を志望しました。 前職より高いお給料も魅力に感じました。
自分に関する質問
あなたがどのような人物かを判断する質問も多く問われるでしょう。面接に望む前に、しっかりと自己分析するのが重要です。
あなたの長所と短所を教えてください
自分のことを客観的に見られているか判断する質問です。長所は、介護職に役立てられるように伝えるのがポイント。
短所は、日頃どのように向き合い対策しているかを話し、自分を俯瞰して見られることをアピールしましょう。
〜良い回答例〜
私の長所は、計画性があるところです。 何事にも目標を定め、達成するための道筋を立てるのが得意です。業務を効率的に進めることや、利用者様のリハビリ計画を立てることなどに活かせると思っています。
〜悪い回答例〜
優しく人と接するのが得意です。
仕事意外に興味があることは何ですか?
その人の人となりが現れる興味や趣味。面接では、あなたが気持ちを切り替えられる人なのか判断するために聞かれることが多いです。
また、ストレスがかかる場面も多い介護職において、自分でリフレッシュする術を持っていると、面接官は安心できるでしょう。
仕事に支障を来しそうな趣味は言わないのがおすすめです。
〜良い回答例〜
釣りが趣味です。休みの日は早起きして海に行っています。
〜悪い回答例〜
麻雀が趣味です。休みの日は徹夜で没頭しています。
勤務に関する質問
就業後にどのように働くのかは、採用前にすり合わせておきたいもの。また、面接官はあなたが長く働いてくれそうかどうかを判断します。
入社が決まったらいつから働けますか?
採用前提で考えてもらえている際に聞かれるこの質問。企業側の入社準備やほかの応募者との兼ね合いもあるため、正確な入社可能日を伝えましょう。
- 来月の1日から勤務可能です
- いつからでも勤務できます
〜良い回答例〜
〜悪い回答例〜
退職日が決まっていないので分かりません
残業や夜勤は可能ですか?
24時間体制で職員が常駐する施設では当然夜勤があります。
また、利用者の体調不良など、介護の現場では残業が発生することも多いでしょう。希望しない場合は、正直に夜勤や残業には対応できない旨を伝えましょう。
- 残業も夜勤も対応可能です。仕事内容を教えていただけますか?
- 子供が幼いため夜勤は難しいですが、保育園に預けているため残業は対応できます。
〜良い回答例〜
〜悪い回答例〜
日勤希望です。残業はできればしたくありません。
面接で定番の逆質問
面接の最後には質問が無いか問われるでしょう。ここで何も質問しないと、やる気や熱意が無いと判断されてしまいます。
施設特有の制度の詳しい部分や利用者の様子など、前もって調べただけでは分からない内容を聞くと良いでしょう。
〜良い回答例〜
御社の研修制度について質問があります。介護福祉士の資格取得を支援していただけると伺ったのですが、未経験者の場合はどのようにサポートしていただけるのでしょうか。
〜悪い回答例〜
特にありません。
予想外の質問への対応
この記事で紹介した以外の、予想外の質問をされることもあるでしょう。
そういった質問に対応するためにも「なぜ介護の現場で働きたいのか」「その施設で働きたい理由は何なのか」をしっかりと分析しておきましょう。
どんな質問が来ても、やる気がある姿勢を見せることが面接において最も大切なことです。
面接では飾らずしっかり自分をアピールして
面接でよく聞かれる質問への、良い回答例・悪い回答例を紹介しました。内容を参考にして、あらゆる質問に対応できる準備を整えましょう。
介護業界は、やる気や熱意がある人材なら採用の見込みがある業界です。自己分析をしっかりと行い、前向きな回答ができるように備えましょう。
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