「介護職 退職」で検索してしまう?せっかく就職したのに辞めたくなる理由とは?

#介護の転職

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ずばり、介護職が退職する理由は?

ここでは、介護職が退職を検討する理由をいくつか紹介します。

腰痛、手荒れなどの身体の不調

介護職は、身体介護と言って高齢者の身体に直接触れる仕事が大部分を占めています。高齢者の姿勢に合わせて、オムツ交換や移乗をするため、ヘルニアなどの腰痛や、一日に何度も手洗い・消毒することでひどい手荒れに悩まされる方が一定数います。特に腰痛は、整形外科クリニックへの通院や痛み止めの服薬、骨盤ベルトをしても完全に良くならず、悪化と改善を繰り返すケースが多いです。

適応障害やうつなどの心の不調

臨終の場に立ち会ったり、認知症の方の対応に追われたり、職場の人間関係に悩まされたりと、対人援助職である介護職は、「感情労働」であると言われています。心に負荷がかかりやすく、また夜間勤務などシフトが変則的であるため、自律神経が乱れやすい環境にあります。心のバランスが崩れているのを感じたら、適切な休職や、場合によっては退職しての休養が望ましいでしょう。体調不良が続く場合は、医師の診察を受け、いち早く治療を始めることが重要です。治療をきっかけに生活を見つめなおし、退職を考え始める介護職もいます。

妊娠出産、育児

本来喜ばしいはずのライフイベントですが、職場によっては妊娠中の勤務が続けられず退職を余儀なくされてしまったり、また女性に限らず男性であっても、育児にかかる費用を考えてより給与の高い職種へ転職してしまったりします。(妊婦への職務上の配慮は、法律上義務付けられています。職場が妊娠を理由に解雇することはできません。)

職場の人間関係

どんな職場でもそうですが、介護現場には、様々なバックグラウンドの多世代の職員が働いています。また、施設形態によって介護職以外にも、看護師や医師、薬剤師、理学療法士などの専門職が常駐しています。特に、医療度が高い施設の場合には密な連携が必要とされるため、信頼関係が重要です。多忙な環境では、誰しも余裕がなくなり、ギスギスとした空気になりやすいです。また、性格がきつい職員も一定数います。その場合、そういった職員に周囲が振り回されてしまい、退職に至る原因の一つです。職員だけでなく、管理職が独裁的であることもあります。

試用期間中の退職

これまで挙げたような様子を試用期間中に目の当たりにした職員が、試用期間に退職してしまうケースがあります。このケースでは、試用期間中の研修が十分でないこと、独り立ちまでの期間が短いこと、求められる仕事をやりきれないと感じることへの不安などが挙げられます。研修制度が整っておらず、不安が解消されないまま独り立ちを強要されるような環境の場合、本採用となって勤務し始めてからの苦労が目に見えていることから、試用期間中の退職が生じます。

職へのイメージと現実とのギャップ

介護の仕事は、「人の役に立つ」「感謝される」「とてもクリエイティブな仕事」と、ポジティブなイメージを持って入職する方がいます。また、「親がお世話になった介護職さんのような仕事をしたい」などの経験を以って入職する方もいます。介護職は確かに、高齢者の生活を24時間支える仕事で、その意味でのやりがいに間違いはありません。しかし、実際に働いてみた時の大変さは個人によって異なるため、「こういった大変さがあるのは知らなかった」と、ギャップに苦しむ方がいます。

例えば、認知症の方は症状が悪化すると、被害妄想が強くなり、そばで世話をしている人に対して強く当たってしまうケースが多々あります。同じことを繰り返され、だんだんと疲弊してしまい、嫌になってしまう自分が嫌になります。また、施設介護の場合、大人数の入居者を少ない人数の職員で担当するため、一人一人に時間を使いにくい状況にあります。自宅に訪問する訪問介護の場合は、時間が限られています。自身がしたいと思っている介護が実現できない歯がゆさに、退職を検討する方もいます。

家族の転勤

介護の仕事は在宅勤務ができないため、引っ越しをして通勤が難しくなる場合には、退職となります。大手企業の場合、複数の拠点を持っていれば自身も転勤する形で働き続けられますが、そうではない場合、退職してまた新たに職場を見つけることになります。

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介護職は退職時に引きとめられる?

介護職は退職時、正社員、パート、登録社員等の雇用形態に関わらず引きとめられるケースがほとんどでしょう。

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なぜ介護職は退職を引きとめられるの?

もし辞める本人が新人の場合、最初の数か月は慣れないことの連続で疲労がたまり、辞めたいと思う場面が多々でてきます。最初は誰にでもそういった時期があるので、管理者としてはこの時期を乗り越えてほしいと思うのです。

新人でない場合にも、辞められてしまうと人員が不足し、採用費がかかってしまいます。すぐに補充ができず、シフトを組むのが困難となるため、職場に慣れノウハウを持つ職員が退職してしまうのは、施設にとって痛手です。

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引きとめられた時の退職願望の伝え方

介護業界は、広いようで狭い業界です。今後どのような縁があるか分からないので、良い関係のまま職場を去る円満退職を目指したいところ。もし引きとめにあった場合には、「退職はすでに決心していて決定事項であること」「退職理由がどうすることもできないことであること」を伝えることが肝要です。そうすることで、引きとめている管理職は、説得は不可能だと気づき、大抵の場合、それ以上の引きとめをやめようという気持ちになります。

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介護職の退職の流れ

まず管理職に退職届を提出します。口頭だけでは「言った・言わない」になってしまうので、必ず書面に残しましょう。退職時期を協議後、他の職員にも共有します。利用者やご家族への挨拶を終え、最終出社日に荷物を持ち帰り、退職となります。転職先が決まっているかどうかによって、社会保険の手続きが異なるので注意が必要です。退職金の制度がある場合は、確認しておきましょう。勤続年数が長い場合には、金額が大きい可能性があります。

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介護職の退職に伴う必要な手続き

一般的な会社員と手続き上異なる部分は多くありません。制服などの貸与品は返却が必要です。また、勤務中に知りえた個人情報は、離職後も口外してはいけないので注意が必要です。職場の社宅に入っている場合は、退去します。

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なかなか辞められない場合は?

珍しいケースではありますが、退職時に損害賠償などの金銭請求をされるケースが過去ありました。ですが、退職時にそれらの支払い義務はありません。万が一そういった話が出てきた場合には、まず労働基準監督署への相談をおすすめします。

また、退職届を受理してもらえない、代わりの職員の紹介を強要されるなどのケースも同様に、労働基準監督署へ相談しましょう。退職時期は、社内規程を確認し、何か月前の申告が必要か、確かめておきましょう。

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転職先を決め、スムーズな退職を

退職を決めたら、転職活動を行い、退職後の職を確保しておくことが大切です。退職に至った理由から、次の職場の希望条件を考え、それが叶う職場を見つけましょう。求人サイトやエージェントを利用することで、自身に合う職場を見つけやすくなります。介護職は需要に比べ人員が不足しているため、資格を取得しているとよりよい条件で勤務できるかもしれません。自分を大切にして、広い視野を持って転職先を探し、スムーズに退職したいですね。

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